管理している公園の桜の害虫対策として、「オルトランカプセル」という殺虫剤を樹幹注入してきました。
今回使用した薬剤は、直接葉っぱなどに散布するような薬とは異なり、即効性はありません。
木の幹に埋め込むことで、徐々に薬剤が樹全体に行き渡り、薬の成分を含んだ葉っぱなどを毛虫が食べることで駆除するというものです。
そのため、葉っぱがつく前に仕込む必要があります。


懸命によじ登る毛虫。
君たちには申し訳ないが、また来年も桜を楽しむために処置をします。
まずはドリルで薬剤を入れる穴を開けます。
説明書には11mm径とあったが、ドリル刃が10mmしかなかったのでそれで施工。
狭くて入れずらいということもなかったので、10mm径で大丈夫でした。
深さはオルトランカートリッジの長さ(約32mm)+樹の外皮厚分ということで、大体37mm〜40mmくらいでしょうか。
確認用にネジにマスキングテープを巻き、深すぎないように注意して穴を開けます。
中に木屑が詰まるので、釘やノミなどの細いものがあると掻き出し用に便利だと思った。。。


カプセルを差し込み、ポンチの代わりにネジで奥まで打ち込む。


カプセルが埋め込まれた状態。
仕上げにトップジン(癒合剤)を塗布し、傷口を保護します。


100均で買ったスポイトが大活躍。
家でもハイターをお風呂の目地に塗布したりして、カビを除去するのに使っているのである程度ストックしておこう。
80本近くある桜の施工も、なんとか無事に完了。
それにしてもこのオルトランカプセルの匂いが臭い!!
袋を開けると、顔を大分離していても嫌な匂いが鼻をつきます。
余程身体に悪いだろうな、と感じさせるような匂い。
作業用のマスクはしていたが、もう少ししっかりしたマスクの方が良いかもしれないと思った。
これで来年の毛虫が減り、桜の樹勢も衰えなければ御の字。
ふと思ったが、無農薬で野菜を育てるのって相当大変なんだろうなと。
もちろん、効率よく栽培し、コストを抑えるために安全な農薬を使用するのはやむを得ないこと。
それでも少なからず身体への影響はあるだろうな、とこういう作業をしていると思ってしまう。
子供のことを考えると、多少高くてもこういった無農薬の選択肢があるのはありがたい。
農家さんには感謝しかないです。
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